紀ノ国屋news|ソムリエAIを使った実証実験/約1カ月でワイン前月比18%増

(株)紀ノ國屋(東京都新宿区、富田勝己社長)は3月27日(水)、ソムリエAIを使った紀ノ国屋 ワイン売場での実証実験結果を発表した。

 

嗅覚のデジタル化技術を活用して、酒の風味と香りを言語化するものでSCENTMATIC(セントマティック)(株)(東京都渋谷区、栗栖俊治社長)が開発した「KAORIUM for Sake」を使った。両社は2023年10月23日から11月22日までの1カ月間、「紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店」で、 ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を使った実証実験を実施した。この結果、1カ月で前月比18%の売上アップに貢献したという。

 

「KAORIUM for Sake」は、日本酒の風味を言語化するソムリエAIとして、2020年12月に発表し、2022年に小売店として初めて「紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店」の日本酒売場に導入された。その後導入が拡大するなか、日本酒と同様に売場に種類が多いワインでもソムリエAIの活用を検討し、ワイン対応の「KAORIUM for Sake」を開発・導入した。

今回、新しくワインに対応したソムリエAIは、日本酒のAIと同様、人間の感性を自然言語処理によってワインとマッチすることができるAIシステム。「癒やされたい」「気合を入れたい」などのなりたい気分や「フルーティー」「濃厚でリッチ」などの好みの味わいと、店頭にあるワインとのマッチ度を計算し相性の良い銘柄をレコメンドする。

この技術により、これまでは経験と感性を持ったソムリエだけが可能であった「人間の感性にそった楽しいお酒選び」という接客体験が店頭でも実現可能になった。紀ノ国屋では「KAORIUMに登録されている赤ワインの在庫数20本のうち10本、白ワインの在庫数19本のうち9本と約半数を販売した。今後についても、表示チューニングによってより大きな売上貢献ができる可能性がある」としている。

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