らでぃっしゅぼーやnews|自社配送料金改定/無料配送枠広げる

食品宅配業のらでぃっしゅぼーや(株)(東京都新宿区、国枝俊成社長)は、2017年10月2日(月)より自社便での配送料金の見直しを実施する。

その背景には、インターネットショッピングの拡大、とくにeコマース市場の規模拡大に伴う宅配便料金の値上げ傾向がある。同社はそこで、逆に顧客が利用しやすい配送料金の改訂を行い、利用客の利便性を高めて、競争優位を確保する施策を講じる。

改定のポイントは2つ。
第1は、従来、自社便配送料金が0円となるのは、8000円以上の購入金額の場合であったが、これを5000円以上と基準を引き下げる。また従来の5段階の配送料を3段階に絞り、よりわかりやすくした。

第2は、3年以上利用している顧客の場合、定期購入商品(パレット)の注文であれば、自社便配送料金は一律0円となる。

さらに同社は実店舗を持たないため、配送スタッフにコンシェルジュ(御用聞き)のような役割を持たせることを目指してきた。2016年9月からは「クルーマイスター制度」を設けている。

配送スタッフのサービス提供スキルに応じて「ブロンズ(初級)」「シルバー(中級)」「ゴールド(上級)」という3段階の格付けをするもの。これは、配送スタッフが同様の配送品質を提供できるよう、評価を視覚化したものだ。

これらの施策は当然ながら競合激化によるものだ。とくにアマゾンは日本でも、生鮮品を扱う実験的な取り組みを試みている。ひたひたとアマゾンの脅威が食品マーケットにも迫ってきている。

検索ワード:らでぃっしゅぼーや アマゾン 配送料 改定

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