イトーヨーカ堂news|全国150店で野菜3000トンを最大6割引販売
(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は、高値が続いている野菜を、3月7日(水)~11日(日)の5日間、最大6割引きの価格で販売する。テレビをはじめマスコミでも報じられている。
実施店舗は、「ザ・プライス」「食品館」などの一部店舗を除くイトーヨーカドー全国150店舗だ。
取り扱い品目、価格、日程は、エリアや店舗によって異なるが、各店平均で10品目程度を、約2~6割引きで販売する。
首都圏店舗では、北海道産ジャガイモ1個42円を5割引きの20円、千葉県産ニンジン1本52円を6割引きの20円で販売する。茨城県産レタスは1個213円が2割引きの170円と、200円の大台を切る売価設定だ。
販売は全国で約3000トンを計画する。5日間で、通常の1.5倍となる販売量だ。
昨年の秋からの天候不順で、野菜の流通量が減り、高値続きだ。とくに葉物野菜は例年の2倍以上の価格になっている。それが小売業にとっては「相場高で神風が吹いた」と言われるほどの売上増をもたらした。イトートーカ堂は2月決算を終えている。だから3月のこの時期に値下げ販売するのは新年度を迎えてのスタートダッシュ販促と言えよう。
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