11月コンビニ統計|既存店客数減だが行楽需要好調で売上高0.6%増

日本フランチャイズチェーン協会から、11月コンビニエンスストア「統計調査月報」が発表された。

調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。

11月は、降水量が少なく気温も高めだったことから、行楽需要の高まりを受けて売上げが伸長した。カウンタ―商材、弁当、おにぎり、麺類など中食が好調に推移した。

既存店売上高は、7993億3700万円。前年同月比0.6%増で、2カ月ぶりに前年を上回った。しかし、客数は13億1122万人で0.5%減と、2カ月ぶりに前年に届かなかった。客単価は10月、43カ月ぶりにマイナス計上となったが、11月は610円で1.1%増と回復している。

店舗数は、1.0%増で5万5695店舗。前年同月より525店舗増加した。

商品分野別売上高では、日配食品は1.2%増。しかし、加工食品は0.8%減、非食品は0.1%減。サービスは7.7%増と大幅に伸長した。

大手コンビニ3社の11月既存店売上高は、3社とも前年同月をクリアした。セブン-イレブン0.6%、ローソン0.4%、ファミリーマート0.1%という増加である。しかし既存店客数は、ファミマ横ばい、セブン0.5%減、ローソン1.5%減と減少傾向だ。

>コンビニエンスストア「統計調査月報」

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