11月日生協統計|供給高1.2%増/店舗0.6%減・宅配1%増・個配2.5%増
日本生活協同組合連合会(本田英一代表理事会長)が11月度の供給高(売上高)速報を発表した。全国66主要地域を集計している。
11月は、総供給高(売上高)は2236億3200万円で、前年同月を1.2%上回り、6カ月増収が続いている。
しかし店舗販売は、754億8300万円で0.6%減と6月以来の前年割れだった。農産は前年を上回ったが、畜産と日配が低迷した。
宅配は1422億9500万円で1.0%増と、2015年度から44カ月連続で前年を上回っている。さらに個配は、992億7700万円で2.5%増と、伸び率も高い。利用者数が伸長していることが好調要因だ。
日本生協連から報告があった。第2回「ジャパンSDGsアワード」で、SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞した。SDGsはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標のこと。今回の受賞では、「エシカル消費」に対応する日生協プライベートブランド(コープ商品)の開発・供給や、全国の生協の取り組みを支援していることが評価された。エシカル消費とは、環境や社会に配慮した製品やサービスを選んで消費することを言う。