11月家計調査統計|消費支出0.6%減で3カ月連続/食料費5カ月連続減少

総務省統計局が11月「家計調査報告」速報を発表した。

2人以上の世帯の消費支出は28万1041円。前年同月比実質は0.6%減で、3カ月連続で前年を下回った。

11月に消費支出が増加したのは、「住居」と「教育」。

一方で、「食料」「光熱・水道」「家具・家事用品」「被服及び履物」「保健医療」「交通・通信」「教養娯楽」は前年を下回った。


(総務省統計局・家計調査資料より)

11月の食料費は7万6828円。2.2%減で、5カ月連続で減少した。

前年に比べて消費金額が増えたのは、飲料4142円(3.4%)だけだ。

それ以外の11項目は減少した。果物3084円(▲6.3%)、魚介類5949円(▲6.2%)、乳卵類3693円(▲5.3%)、酒類3252円(▲3.8%)、肉類7507円(▲3.7%)、調理食品9809円(▲2.5%)、穀類6481円(▲2.4%)、油脂・調味料3806円(▲1.2%)、外食1万4024円(▲0.8%)、野菜・海藻8718円(▲0.7%)、菓子類6364円(▲0.5%)。

また、2人以上の勤労者世帯の実収入は1世帯当たり45万5644円。前年同月比0.1%増で、5カ月ぶりの増収だ。しかし、消費支出額は0.5%減の30万3516円と、2カ月連続で減少した。

>第1表  主要家計指標-二人以上の世帯
>第2表  1世帯当たり1カ月間の収入と支出 -二人以上の世帯

*上記の総務省の表は商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。
*出典 家計調査結果(総務省統計局)

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