12月スーパーマーケット統計|12月既存店1.3%減/2018年度全体では横ばい
12月のスーパーマーケット販売統計調査が発表された。この調査は、日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体の調査統計だ。調査対象企業は全国の270社。
総売上高は1兆0533億4283万円で、既存店1.3%減、全店でも0.4%減と、ともに前年を下回った。不調要因の一つは、中旬まで高温が続いたため、鍋物商材や冬物の動きが鈍かったことだ。しかし、クリスマスから年末にかけては、気温の低下で回復傾向が見られた。もう一つのマイナス要因は、青果の相場安で大幅な単価減となったこと。また数字上は、前年の相場高騰の反動も大きく影響した。
食品合計 9426億7064万円(89.5%)▲1.2%
生鮮3部門合計 3626億7482万円(34.4%)▲2.7%
・青果 1359億0539万円(12.9%)▲5.6%
・水産 1040億2748万円( 9.9%)▲0.9%
・畜産 1227億4195万円(11.7%)▲0.9%
惣菜 1070億5734万円(11.7%) +0.1%
日配 1907億0226万円(18.1%)▲0.9%
一般食品 2822億3622万円(26.8%) ±0.0%
非食品 789億3677万円( 7.5%)▲3.0%
その他 317億3597万円( 3.0%)▲1.0%
※売上高(構成比)は全店 前年比は既存店
12月の結果が出たことで、2018年1年間の実績が報告された。総売上高は10兆7774億8884万円で0%と横ばい。実際は99.953%だったので、わずかだが前年に届かなかった。
食品合計 9兆6236億7293万円(89.3%) +0.2%
生鮮3部門合計 3兆6272億2351万円(33.9%) +0.3%
・青果 1兆5013億4504万円(13.9%) +2.0%
・水産 9246億0825万円( 8.6%)▲1.3%
・畜産 1兆2312億7023万円(11.4%)▲0.4%
惣菜 1兆0900億4786万円(10.1%) +1.0%
日配 2兆0868億5637万円(19.4%) +0.2%
一般食品 2兆7895億4519万円(25.9%)▲0.2%
非食品 7970億1972万円( 7.4%)▲2.6%
その他 3567億9619万円( 3.3%)▲2.0%