2月日生協統計|総供給高0.5%増/店舗2.9%減収・個配0.9%増収
日本生活協同組合連合会(本田英一代表理事会長)が2月度の供給高(売上高)を速報した。全国66主要地域を集計した数値だ。多くの店舗が20日締めなので、1月21日から2月20日の実績となる。
2月は、総供給高(売上高)が2196億9800万円で、前年同月を0.5%上回った。3カ月ぶりの増収だ。
店舗販売は、供給高722億0300万円で2.9%減。4カ月連続で前年を下回っている。農産と日配が不調だった。また、客数と客単価も前年割れだ。
構成比64%を占める宅配は、供給高が1409億6200万円。利用人数が増えず、0.6%減と苦戦している。しかし、宅配の中で45%、つまり全体の29%を占める個配は0.9%増と前年をクリアした。
また、灯油や葬祭などにあたるその他の供給高は65億3200万円だが、7.2%増と大きく前年を上回った。