2月スーパーマーケット統計|既存店2.2%減/冬物商材苦戦・節分効果薄く
スーパーマーケット販売統計の2月度数値が発表された。この発表数値は、日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が会員企業を調査、集計したもの。調査対象企業は全国270社。
総売上高は8206億0605万円。既存店は2.2%減で11月から連続で前年を下回っている。気温が高くホットメニューの鍋物商材やカイロなどの冬物商品が不調だった。また節分やバレンタインデーもプロモーション効果を上げることができず、惣菜も前年に届かなかった。青果の相場安も響き、客数だけでなく客単価も前年を割った。
食品スーパーマーケット業態に何か、得体のしれない消費停滞トレンドが覆いかぶさっている。
食品計 7455億8384万円(90.9%)▲2.2%
生鮮3部門計 2824億6390万円(34.4%)▲3.6%
・青果 1155億4286万円(14.1%)▲6.3%
・水産 710億6931万円( 8.7%) ▲1.3%
・畜産 958億5173万円(11.7%)▲1.8%
惣菜 853億1709万円(10.4%)▲1.0%
日配 1593億3217万円(19.4%)▲2.3%
一般食品 2184億7068万円(26.6%)▲0.7%
非食品 533億4655万円( 6.5%)▲2.7%
その他 216億7614万円( 2.6%)+1.1%
※売上高(構成比)は全店、前年比は既存店