3月総合スーパー統計|既存店0.5%増/家具・インテリア伸びて住関連1.4%増
「チェーンストア販売統計3月度速報」が日本チェーンストア協会から発表された。この協会の加盟社には総合スーパー業態を運営する企業が多いことから、商人舎ではこの統計を総合スーパーの動向として報告する。
加盟企業数は2月と変わらず58社。店舗は前月から77店舗増えて1万0596店だ。また前年同月と比較すると551店舗増えている。
3月の総販売額は1兆0814億5183万円。既存店は前年同月を0.5%上回った。
3月は、相場安の影響をうけて農産品が4.0%減と苦戦した。しかし水産品は好調で、食料品全体では0.3%前年を上回った。衣料品は1.5%減。紳士衣料2.3%減、婦人衣料3.0%減と低迷している。住関品は1.4%増。家具・インテリア、医薬・化粧品が伸長した。
部門別の売上高(売上構成比)と店舗調整後の前年同月比。
食料品 7089億8337万円(65.6%)+0.3%
・農産品 992億8434万円 (9.2%) ▲4.0%
・畜産品 817億9209万円 (7.6%) +0.9%
・水産品 651億3602万円 (6.0%) +2.2%
・惣菜 868億4870万円 (8.0%) ▲0.2%
・その他食品 3759億2222万円(34.8%) +1.1%
衣料品 890億7745万円 (8.2%) ▲1.5%
・紳士衣料 158億4651万円 (1.5%) ▲2.3%
・婦人衣料 258億6803万円 (2.4%) ▲3.0%
・その他衣料・洋品 473億6291万円 (4.4%)▲0.3%
住関連 2080億3644万円(19.2%)+1.4%
・日用雑貨品 832億3473万円 (7.7%) +1.2%
・医薬・化粧品 340億7764万円 (3.2%) +2.9%
・家具・インテリア 536億7942万円 (5.0%) +3.5%
・家電製品 86億3875万円 (0.8%) ▲5.6%
・その他商品 284億0590万円 (2.6% )▲1.1%
サービス 28億4966万円 (0.3%) +6.0%
その他 725億0491万円 (6.7%) +2.3%