3月労働力調査統計|就業者75カ月連続増・完全失業率0.2ポイント上昇の2.5%

総務省統計局から2019年3月の「労働力調査(基本集計)」速報が発表された。

3月の就業者は67万人増えて6687万人。75カ月(6年3カ月)連続で前年同月を上回っている。就業者には大きく分けて、「自営業主・家族従業者」と「雇用者」がある。

雇用者数は5948万人と、前年同月より76万人増加していて、こちらも75カ月増え続けている。

このうち、正規の職員・従業員は3439万人。前年同月に比べて22万人プラスで52カ月連続の増加だ。非正規の職員・従業員は65万人増の2176万人と、18カ月連続で増えている。

就業率は60.3%で前年同月に比べて0.7ポイント上昇した。

産業別従業者を見ると、卸売業・小売業の従業者数は1066万人で、前年同月に比べて13万人増加した。製造業は1069万人と最多人数だが、12万人減少している。

一方、最も伸長したのは、医療・福祉で、39万人増加の838万人。

完全失業者数は前年同月に比べて1万人増えて174万人。2カ月ぶりの増加だ。季節調整値の完全失業率は2.5%で前月に比べて0.2ポイントの上昇。

⇒総務省総務局3月労働力調査(基本集計)

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