顧客満足度調査news|2019年度コンビニ1位はセイコーマート、4年連続
公益財団法人日本生産性本部(東京都千代田区、茂木友三郎会長)は、「2019年度JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index、日本版顧客満足度指数)」第1回調査を発表した。日本生産性本部に事務局を置くサービス産業生産性協議会が実施した。
この調査は、統計的な手法による総計12万人以上の利用者からの回答をもとに実施する日本最大級の顧客満足度調査で2009年度に開始された。6つの指標で顧客満足度構造とポジショニングをチェックする。
第1回は、コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券の6業態が対象だ。
その中で、コンビニエンスストアの顧客満足度は4年連続でセイコーマートが1位を獲得した。セイコーマートは北海道を中心に、関東2県を含め1190店(4月25日時点)を展開している。北海道の店舗数はナンバーワンだ。
2位はセブン-イレブン、3位はミニストップ、4位はローソン。
コンビニエンスストアは、2016年度から2018年度にかけて、スコアが横ばいだったが2019年度は上昇している。セイコーマートとミニストップは、2017年度から2018年度にスコアが低下したが、2019年度は上昇に転じた。セブン-イレブンは、2017年度から2019年度にかけて、わずかながら低下している。
調査は「顧客期待」「知覚品質」「知覚価値」「顧客満足」「推奨意向」「ロイヤルティ」の6種類の指数でサービスの質を多面的に評価する。セイコーマートは、すべての要素で1位となった。
■2019年度第1回JCSI調査 概要
調査期間/2019年4月3日~4月29日
回答者数/2万2857人
調査方法/インターネット調査
調査対象/6業種75企業・ブランド(ランキング対象は300人以上の回答を確保)