7月百貨店統計|売上高4971億円・2.9%減、長梅雨で盛夏アイテム不調

7月の「百貨店売上高概況」が日本百貨店協会から発表された。調査対象店舗は78社215店で、6月から増減はない。

売上高は4971億0019万円、前年同月比2.9%減と4カ月連続で前年を下回った。

7月は、長梅雨による日照不足と低温多雨で盛夏アイテムが不調だった。また日曜日が前年より1日少なかったことも影響した。

ラグジュアリーブランド、時計などの高額品やインバウンド消費はそのなかでも好調だった。月末は梅雨明けとともに気温が上昇し夏物商材への需要が伸長したが、月前半の低迷をカバーできなかった。

94.3%を占める国内市場の売上げは前年同月比3.2%減と苦しい状況が続く。シェア5.7%のインバウンド売上げは281億円、3.4%増で6カ月連続前年を上回っている。ただし購買単価は7.3%増と伸長した半面、客数は3.7%減で6月から2.3ポイントダウンした。

「主要10都市」の百貨店は1.9%減で、4カ月連続マイナスだ。広島3.7%と大阪1.3%の2都市は好調だが、名古屋▲5.0%、仙台▲4.4%、横浜▲3.4%、神戸▲3.4%、札幌▲3.2%、東京▲2.7%、京都▲2.4%、福岡▲0.3%の8都市の百貨店は減収だ。

10都市を除く地区は8地区すべてが前年を下回って5.3%減と、27カ月連続マイナス。九州▲7.3%、東北▲6.3%、関東▲5.3%、北海道▲5.2%、中部▲5.0%、四国▲4.9%、中国▲4.2%、近畿▲3.6%。

商品別では、雑貨が1.7%増と6カ月連続して好調だ。美術・宝飾・貴金属8.6%増と化粧品0.5%増が牽引した。一方で、主力の衣料品は▲6.9%。夏物衣料、とくに軽衣料が不調だった。また、夏物の婦人靴やアクセサリーなどが不振だった身のまわり品も▲2.9%。食料品は菓子が2.3%増だったものの全体では▲1.9%と不調に終わった。

>全国百貨店売上高概況2019年7月

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