9月コンビニ統計|既存店2カ月ぶり1.1%減/セブン、ファミマ、ローソン減収

日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)によれば、コンビニエンスストアの9月の既存店売上高は8777億7900万円で、前年同月比1.1%減と、2カ月ぶりのマイナスだ。2018年のたばこ税増税前の駆け込み需要の反動を受け、全店・既存店ともに売上高が前年を下回る結果となった。

客数は7カ月ぶりのプラスで前年同月比0.6%増の13億8461万人、客単価は同634円と1.6%減少している。

店舗数は0.4%増加して5万5711店。その全店売上高は9354億2700万円で0.2%減と、2カ月ぶりのマイナス。客数は14億5560万人で1.4%増加した。

調査対象は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。

9月は全国的に月前半の平均気温が高かったことから、冷やし麺等の調理麺、アイスクリーム、飲料が好調に推移した。

加工食品が2.2%増、日配食品0.2%増、サービス6.3%増だったが、たばこ売上げが前年を大きく下回り、非食品は6.2%減。

大手コンビニ3社の既存店売上高はローソン1.2%減、セブン‐イレブンが1.5%減、ファミリーマートが1.9%減と各社とも前年割れだ。客数はローソンが0.8%増、セブンイレブンが0.6%増、ファミリーマートが前年同じ。客単価はセブン‐イレブンが2.1%減、ローソンが2.0%減、ファミリーマートが1.9%減。

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