9月チェーンストア統計|1兆172億円1.8%減/衣料・住関は駆け込み需要で伸長
日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の9月の総販売額は1兆0172億3281万円。前年同月比1.8%減だ。加盟企業数は55社、1万0515店を集計した数値だ。
同協会加盟企業には総合スーパーが多いため、本サイトでは総合スーパー統計と見立てている。
売上構成比の約70%を占める食料品は6682億5309万円と前年に比べて3.7%減少した。農産品1.7%減、畜産品2.0%減、水産品2.6%減、惣菜6.8%減、と生鮮全部門が減少した。
衣料品は661億6561万円で5.6%増。紳士衣料は0.4%増、婦人衣料は11.7%増。
売上構成比21.2%の住関連は2160億6884万円で前年比2.4%増だ。家具・インテリアの1.8%減以外は、日用雑貨品10.2%増、医薬・化粧品5.2%増、家電用品5.3%増と、駆け込み需要による消費が発生して好調に推移した。
サービスは21億8092万円(11.2%減)、その他は645億6435万円(2.8%減)。
<部門別の概況>
・食料品 6682億円 (店舗調整前) 94.5%(店舗調整後) 99.4%
・衣料品 661億円 (店舗調整前) 92.5%(店舗調整後)100.8%
・住関品 2160億円 (店舗調整前)111.0%(店舗調整後)113.9%
・サービス 21億円 (店舗調整前) 85.3%(店舗調整後)102.0%
・その他 645億円 (店舗調整前)107.4%(店舗調整後)106.1%