11月チェーンストア統計｜気温高く食料品/衣料品/住関品ともに苦戦1.4％減

日本チェーンストア協会が発表した加盟企業の11月の総販売額は9967億8525万円。前年同月比1.4％減だ。加盟企業は55社、1万0538店を集計した数値である。

売上構成比の約65％を占める食料品は6483億4748万円と前年同月に比べて0.2％減少した。水産品は0.9％増加、惣菜は1.5％増加したが、農産品は0.7％減、畜産品は0.8％減だった。

衣料品は709億2841万円で7.9％減。婦人衣料は7.8％減、紳士衣料は10.3％減。

売上構成比21.0％の住関連は2091億4347万円で前年比3.2％減。日用雑貨品3.1％減、医薬・化粧品2.0％減、家具・インテリア2.2％減、家電製品6.6％減、その他商品は5.0％減とすべてが前年同月を下回った。

サービスは24億6666万円で1.0％増。その他は658億9923万円で0.7％増。

11月は、気温が高めで推移するなど天候要因などもあり、食料品、衣料品、住関品ともに苦戦したことから、総販売額の前年同月比は、マイナスとなった。

＜部門別の概況＞
・食料品　　6483億円（店舗調整前）94.5％　（店舗調整後）99.8％
・衣料品    　 709億円（店舗調整前）83.2％　（店舗調整後）92.1％
・住関品　　2091億円（店舗調整前）93.8％　（店舗調整後）96.8％
・サービス　　 25億円（店舗調整前）88.1％　（店舗調整後）101％
・その他        659億円（店舗調整前）101.2％ （店舗調整後）100.7％