1月コンビニ統計|既存店2カ月ぶりの0.4%増/セブン-イレブンは1.5%増

日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)によると、1月のコンビニ既存店売上高は8353億0600万円で、前年同月比0.4%増だった。全店売上高は8857億1000万円の1.0%増。既存店は2カ月ぶりのプラス、全店は4カ月連続のプラスであった。

1月は、温かい調理麺、調理パン、冷凍食品、サラダなどの中食が好調に推移した。また、新型肺炎の影響もあり、マスクなどの衛生用品への需要が増加した。日配食品は1.0%増、加工食品は0.4%減、非食品は0.4%増、サービスは0.9%増だった。

売上げは伸長したが、全店・既存店ともに客数は4カ月連続のマイナスだ。既存店客数は、前年同月比0.8%減の12億8779万人。総店舗数は0.2%減って5万5581店。大手チェーンの出店抑制が純減という数値に表れてきている。

調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。

大手コンビニ3社の1月既存店業績はセブン-イレブンのみ増収。ただし客数減の傾向は続いている。

セブン-イレブン:売上高1.5%増、客数0.3%減、客単価1.8%増
ファミリーマート:売上高1.5%減、客数2.1%減、客単価0.6%増
ローソン:売上高0.3%増、客数0.9%減、客単価1.2%増

 

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧