6月スーパーマーケット統計|売上高5.9%増・5カ月連続増加/既存店4.5%増
スーパーマーケット販売統計6月度が発表された。一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の会員企業270社の調査結果だ。
総売上高は9369億7023万円(前年同月比5.9%増)、既存店売上高は4.5%増、2月以降5カ月連続の増加だ。
このうち食品合計は8443億3033万円(4.5%増)、非食品700億86万円(8.9%増)、その他226億3949万円(3.0%減)だった。
食品合計のうち、生鮮3部門の合計は3246億3436万円(7.3%増)と伸長率が大きい。内訳は、青果1334億1151万円(8.3%増)、水産809億461万円(6.6%増)、畜産1103億1825万円(6.7%増)。
惣菜は908億4885万円(1.0%減)、日配は1868億5257万円(4.4%増)、一般食品は2419億9455万円(3.0%増)。
また、全店売上高は5.9%増、このうち食品合計5.9%増、非食品9.9%増、その他3.1%減だった。
5月26日に緊急事態宣言が全国的に終了すると、保存食品や根菜類の買い溜めもやや落ち着き、品薄感は一部を除いて解消した。消費者が徐々に外出を再開し、飲食店への回帰もあったため、前月より前年同月比は下がったものの、依然高い需要が見られた。
■6月度スーパーマーケット販売統計
■スーパーマーケット販売統計 既存店前年同月比推移 2014年1月~