7月労働力調査|就業者数6655万人で前年同月比76万人減少/完全失業率2.9%

総務省統計局の7月の「労働力調査」によれば、就業者は6655万人と前年同月に比べて76万人減少した。雇用者は前年同月に比べて92万人減少の5942万人。4カ月連続で減少傾向が続いている。就業率は60.0%と、前年同月に比べ0.7ポイントの低下となった。

正規の職員・従業者は3578万人で、前年同月に比べて52万人増となり、2カ月連続の増加であった。一方で非正規の職員・従業者は2043万人となり、前年同月比で131万人減って、5カ月連続の減少となった。

完全失業率は2.9%と前月に比べ0.1ポイント上昇し、完全失業者数は197万人と前年同月に比べて41万人増加している。6カ月連続で前年増加となる。「勤め先や事業の都合による離職」が19万人の増加である。

産業別に見ると、卸売業・小売業の従業者数は1010万人。前年同月と比べると9万人減少した。生活関連サービス業・娯楽業は18万人減少した。宿泊業・飲食サービス業は22万人の減少で、産業別に見れば最大の減少数で、従業者数は384万人となった。6カ月連続の減少である。

 

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