7月ドラッグストア統計|売上高5.6%増/コスモス7.7%増・マツキヨ6.2%減
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、7月のドラッグストア販売額は6205億円、前年同月比5.6%増となった。店舗数は前年より3.7%増加して1万6684店で、前月に比べて12店舗増えている。
カテゴリー別に見ると、一番の伸びを示したヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが37.6%増、二番目の家庭用品・日用消耗品・ペット用品が11.1%増、三番目の食品が8.3%増、さらに調剤医薬品7.3%増、トイレタリー3.9%増、健康食品2.2%増と続く。だが、ドラッグストアのもう一方の核カテゴリーのビューティケア(化粧品・小物)は12.3%減、OTC医薬品が1.2%の減少となった。
主要ドラッグストア5社の7月度既存店売上高を見てみよう(%は前年同月比)。食品比率の高い(株)コスモス薬品が引き続き好調で、インバウンド売上げ比率の高い(株)マツモトキヨシホールディングスは苦戦が続いている。
(株)コスモス薬品 +7.7%
ウエルシアホールディングス(株) +6.0% (客数▲1.3%、単価+5.5%)
(株)ツルハホールディングス +3.6% (客数+0.3%、単価+3.3%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 +2.8%
(株)マツモトキヨシホールディングス ▲6.2% (FC+9.2%)