8月スーパーマーケット統計|売上高1兆0215億円/既存店6.7%増と好調保持

スーパーマーケット販売統計8月度が発表された。一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の会員企業のうち、パネル270社の調査だ。

総売上高は1兆0215億1592万円(前年同月比7.7%増)。既存店ベースでは6.7%増と、2月以降7カ月連続で増加している。

食品が9307億2045万円(8.7%増)、非食品665億6083万円(3.0%増)、その他242億3514万円(6.6%減)。

食品の内訳を見ると生鮮3部門は3604億3831万円(13.7%増)。3部門のなかでも青果部門は1555億8740万円(18.0%増)と、最も伸び率が高かった。長雨の影響による青果相場の高騰が継続し、とくにレタスやキャベツなどが高値となった。

水産は外食自粛による内食需要の高まり、そして相場安傾向による買い上げ点数の増加で好調。売上高882億0509万円(9.2%増)。畜産も引き続き好調で1166億4582万円(11.6%増)。

惣菜は1052億9478万円(0.7%増)。イベント中止や家庭内調理機会の増加による中食需要の低下、ばら売り販売の中止、帰省自粛、ランチ需要の減少などの影響を受け、やや不調傾向が続いている。

日配は1989億7903万円(8.9%増)、一般食品は2660億0834万円(5.7%増)だった。

■8月度スーパーマーケット販売統計

■スーパーマーケット販売統計  既存店前年同月比推移 2014年1月~

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