8月百貨店インバウンド動向|免税売上高86%減も客単価362%増

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会の「外国人観光客の売上高・来店動向」によれば、8月の免税総売上高は前年同月比86.1%減の35億5000万円だった。購買客数は約1万1000人(前年同月比97.0%減)と、ともに7カ月連続で大きく減少した。

8月は在留外国人の再入国が条件付きで緩和されたものの、いまだ渡航制限が継続している。

一般物品は18億9000万円で86.4%減、消耗品(化粧品・食料品等)も16億6000万円で85.8%減だった。しかし1人当たりの購買単価は約31万1000円(362.2%増)と前年の4倍近い。

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