8月チェーンストア統計|既存店3.3%増/巣ごもり商材好調・衣料品苦戦

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が発表した会員企業56社1万0855店の8月の総販売額は1兆1201億円、前年比108.1%、7月比でも3.7%の増収だ。既存店売上高は103.3%。

8月度は、7月後半から新型コロナウイルス感染症が拡がったことからテレワークなどによる内食需要が伸びた。また農産品の相場高などから食料品12.1%増と好調だった。

衣料品は外出自粛や祭事などの中止が多く、その影響を受け9.3%減と苦戦したが、住関品は巣ごもり需要もあって5.9%増と堅調だった。

・食料品 7777億円 112.1%(既存店106.8%)
・衣料品 568億円 90.7%(既存店83.7%)
・住関品 2233億円 105.9% (既存店102.0%)
・サービス 23億円 95.0%(既存店86.7%)
・その他 599億円 90.3% (既存店90.5%)

売場面積は2596万5808㎡(対前年同月比104.6%)、売場1㎡当たり売上額は4万3140円(対前年同月比103.4%)。

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