10月百貨店インバウンド動向|免税売上高91.8%減/客単価42万円と高水準

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会発表の「外国人観光客の売上高・来店動向」によれば、10月の免税総売上高は前年同月比91.8%減の21億円だった。購買客数は約5000人(前年同月比98.7%減)と、ともに9カ月連続で大きく減少している。

■免税売上前年比(%)

10月からビジネス関連の入国規制が緩和されたものの、観光での入国規制が継続されていることから、訪日外客数は前年同月比1%にも満たない状況が続いている。

一般物品の売上高は14億1000万円で90.1%減、消耗品(化粧品・食料品等)も6億9000万円で93.9%減だった。しかし1人当たりの購買単価は約42万円(549.6%増)と前年の6倍近く増加している。。

免税手続きカウンターの来店国別順位では、第1位が中国本土、第2位が台湾、第3位韓国、第4位シンガポール、第5位香港、第6位タイ、第7位マレーシア。

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