1月訪日外客数統計|入国停止や検疫強化で前年比98.3%減の4万6500⼈

日本政府観光局(JNTO)が発表する2021年1月の訪日外客数は4万6500⼈で前年同月⽐98.3%減だった。16カ月連続で前年同月を下回った。

12月下旬以降、日本への新規入国の一時停止や検疫強化などの措置が取られたことによって、訪日外客数は前月に⽐べて1万2200人減少した。

訪日外客を国別でみると、約半数の2万人がベトナムから、1万200人が中国から来ている。いずれも国際的な人の往来再開に向けた段階的措置として「レジデンストラック」および「ビジネストラック」が運用されていた国だが、2021年1月14日以降、緊急事態解除宣言が発せられるまでの間、運用が停止されている。

なお、「レジデンストラック」は主に駐在員の派遣・交代など、長期滞在者用の仕組みで、入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、例外的に日本と相手国間の往来を認めるもの。

「ビジネストラック」は短期出張者用の仕組みで、「活動計画書」の提出などの条件のもとで、日本または相手国入国後の14日間の自宅等待機期間中も行動範囲を限定した形でのビジネス活動を認めるもの。

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