1月ドラッグストア統計|5877億円3.4%増/コスモス7%増・マツキヨ11%減

経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、1月のドラッグストア販売額は5877億円、前年同月に比べて3.4%増加した。店舗数は前年より36店舗増加して1万7034店。

カテゴリー別に見ると、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が11.1%増、食品が11.0%増、調剤医薬品が8.0%増、トイレタリーが5.8%増。一方、OTC医薬品が7.9%減、ビューティケア(化粧品・小物)が7.2%減、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが5.4%減、健康食品が4.8%減。

主要ドラッグストア5社の1月度既存店売上高(%は前年同月比)は、都市部店舗のインバウンド消失の影響が大きいマツキヨ以外は、増収だ。とくにディスカウントドラッグストアのコスモス薬品は7.1%増と好調を維持している。ウエルシアとツルハを見てもわかるように、客数は減じているがまとめ買い需要で客単価が伸びている。

(株)コスモス薬品            +7.1%
ウエルシアホールディングス(株)     +5.2% (客数▲5.7%、客単価+7.9%)
(株)ツルハホールディングス       +5.8% (客数▲2.1%、客単価+8.1%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業  +3.1%
(株)マツモトキヨシホールディングス   ▲11.6% (FC店+16.2%)

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧