3月コンビニ統計|既存店売上高1.9%増/客単価18カ月連続で前年超

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)が2021年3月のコンビニエンスストア統計を発表した。

調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。

3月は、4都県で緊急事態宣言が延長されたことにより外出自粛・在宅勤務が続き、生鮮食品、惣菜、寿司、冷凍食品、デザート、酒類、マスク、玩具が好調に推移した。

既存店売上高は8617億2000万円で、前年同月比1.9%増。客数は12億5944万人で3.5%減だったが、客単価は684.2円と5.6%増加した。

全店ベースでは8982億6300万円で2.4%増。客数は13億1844万人で2.9%減も客単価は681.3円で5.5%増。総店舗数は5万5828店で0.2%増。

既存店・全店の客数は13カ月連続のマイナスだが、客単価は既存店・全店ともに18カ月連続でプラスで推移している。

既存店の商品別伸び率は、日配食品が35.8%で0.4%減、加工食品が26.4%で0.9%減、非食品が32.3%で5.0%増、サービスは5.5%で13.8%増。

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