4月チェーンストア統計|既存店6.0%増/昨年の反動減で食料品3.2%減

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が4月度の販売統計を発表した。加盟企業56社、1万1804店舗(前年比1034店増)の集計だ。

4月度は、政府がまん延防止等重点措置を実施したこともあり内食需要はあるものの、昨年の反動の影響が大きく食料品は既存店ベースで96.8%と苦戦した。一方、昨年緊急事態宣言下で大きく減収となった衣料品、住関品は堅調に推移し、総販売額は1兆815億8782万円の前年同月比6.4%の増収となった。既存店ベースでは6.0%増だった。

部門別の既存店概況は以下の通り。()は前年同月比。
・食料品 7269億円(96.8%)
・衣料品 643億円 (174.3%)
・住関品 2293億円(116.2%)
・サービス 28億円 (137.3%)
・その他 580億円 (172.9%)


※店舗調整前は全店ベースでの伸び率、店舗調整後は既存店ベースでの伸び率を示す。

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