3月チェーンストア統計|総販売額1兆1123億円2.0%増/食料品・住関堅調
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が発表した「チェーンストア販売統計」によれば、3月度の総販売額は1兆1123億円の102.0%となり、既存店売上高(店舗調整後)は101.9%となった。対象企業数は56社、店舗数は1万1808店。
部門別販売額は以下の通り。( )内数値は既存店の対前年比。
食料品が7548億円、対前年同月比102.1%(101.2%)、衣料品が683億円94.8%(99.2%)、住関品が2251億円104.9%(105.9%)、サービス29億円180.6%(182.0%)、その他611億円97.6%(97.7%)。
3月度は、まん延防止等重点措置が解除されたが、新型コロナウイルス感染症の感染者下げ止まり傾向が続いていたこともあって、内食化需要が強く、食料品は堅調だった。衣料品の動きは鈍かったが、住関品が堅調に推移したこともあり、既存店は前年同月を上回った。