5月チェーンストア統計|既存店1.3%増/店頭価格上昇で食料品4.0%増

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が5月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0757店の調査で、前月より55店舗増。総販売額は1兆1185億8750万円で、既存店前年同月比は101.3%、全店では100.6%となった。

5月度は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により売上げは伸びた。

衣料品は気温の上昇とともに季節商品に動きがあり、まずまずの動き。住関品の動きもまずまずだったことから、既存店状況を示す総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

1㎡当たり売上高は4万5327円で前年同月比101.8%だった。

部門別の数値では総販売額の70.1%を占める「食料品」が7840億6607万円で既存店、全店ともに104.0%。衣料品が655億8329万円で100.2%、全店では100.0%。売上構成比は5.9%。住関品は2099億5091万円で100.0%、全店では96.4%。売上構成比は18.8%。

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