6月訪日外客数統計｜313万5600人/4カ月連続で300万人超

日本政府観光局(JNTO)が発表した6月の訪⽇外客数は313万5600人で、前年同月比では51.2%増、2019年同月比では8.9％増だった。同月過去最高であった2019年6月の288万0041人を25万人以上上回り、4カ月連続で300万人を突破した。

前月に引き続き、⼀部市場において学校休暇を含む連休にあわせた訪⽇需要の⾼まりが見られたことと、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

23市場のうち、韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域の18市場で 6月として過去最高を記録したほか、台湾、米国では単月過去最高を更新した。

国・地域別トップ5は、韓国が70万3300人(2019年比14.9％増)、中国が66万0900人(25.0％減)、台湾が57万4500人(24.6％増)、米国が29万6400人(68.9%増)、香港が25万0600人(19.9％増)だった。