5月SC統計|GW、母の日需要好調で既存店0.1%増もキーテナント1.3%減

5月の「ショッピングセンター(SC)販売統計調査」が、一般社団法人日本ショッピングセンター協会から発表された。サンプル数は501施設。

既存店売上高は5450億6928万円で前年同月比0.1%増と、3カ月連続でプラスとなった。テナントは4390億0179万円の0.4%増。好調業種は、飲食、サービス、そして夏物衣料。ただしキーテナントは1060億6748万円の▲1.3%。


(表・グラフはSC販売統計調査報告より 以下同じ)

ゴールデンウイークは天候に恵まれたこともあり、来客数が増加した。また母の日ギフトも売上げを伸ばした。後半には高気温となり夏物衣料が動いた。前年同月よりも日曜日1日減というマイナス要因をはね返し、SCは微増ながら健闘した。

立地別・構成別の売上伸長率を見ると、大都市は0.8%とプラスを維持したが、中都市は▲0.9%と苦戦した。(表-1参照)。

立地別・地域別で見ると、総合では、九州・沖縄2.9%、北海道1.4%、中国1.0%、関東0.3%、近畿0.2%と5地域がプラス。ほかの地域はマイナス。(表-2参照)

都市規模別・地域別では、政令指定都市は0.3%増。
プラスだったのは、福岡市5.0%、横浜市1.2%、札幌市1.1%、千葉市0.7%、東京区部0.7%、神戸市0.2%の6都市。一方、マイナスは5都市で、北九州市▲3.9%、名古屋市▲3.1%、京都市▲3.1%、仙台市▲0.6%、広島市▲0.3%。

その他の地域(政令都市を含まない地域)は▲0.1%増。
北海道2.7%、九州・沖縄2.5%、中国1.4%、近畿0.8%の4地域が前年を上回った。一方、四国▲4.4%、東北▲2.7%、北陸▲1.5%、中部▲0.4%、関東▲0.2%と、5地域は前年に届かなかった。

検索キーワード:日本ショッピングセンター協会 売上高 5月 GW 母の日 夏物衣料

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