三井不動産news|「ららぽーと沼津」(2万坪)sanwaを核に来年秋開業予定

三井不動産(株)(東京都中央区、菰田正信社長)は、2019年秋、静岡県東部エリア初進出となるリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)三井ショッピングパークららぽーと沼津」(静岡県沼津市)をオープンする。

計画地は、南側には国道1号線、北側には拡幅整備された都市計画道路「金岡浮島線」にそれぞれ面している。また、至近には東名高速道路「愛鷹スマートIC」、新東名高速道路「駿河湾沼津スマートIC」があり、広域からのアクセスにも優れた立地となっている。

同施設は、2017年3月31日の都市計画変更により市街化編入された土地(約30ha)の中核に立地する。施設計画に合わせて、周辺道路の拡幅整備や、敷地内に3ヵ所、合計で約5000㎡の緑地広場と交通広場などの整備を行う。延床面積約16万5000㎡、店舗面積約6万4000㎡の4階建てで、店舗数は約220店、駐車台数は約3500台を計画している。

同施設のデザインコンセプトは “Meet Urban Meet Nature”。外観には、背後にそびえる富士山を思わせるキャノピー(天蓋)を取り入れる。アクセントカラーを施し、施設の視認性および認知度を高め、顧客の記憶に残るデザインとする。モール内部も建物やランドスケープ(外構)との調和を意識して、また来たくなるような快適な空間を創出する。

ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など、話題性の高い店舗を揃え、ファミリー層はもちろん、ヤング層からシニア層まで幅広い世代のお客が楽しめる施設を目指す。また、施設内各所に休憩スペースやキッズゾーンを設置して、新たな交流をもたらす魅力ある空間づくりをする。

さらに、施設内に帰宅困難者待機スペースや電気自動車充電ステーションを設置する。共用部照明にはLEDを採用し、防災・環境にも配慮する。

店舗スタッフに対しても、専用の休憩室や駐車場を設けるなど、より働きやすい環境を整備する。

スーパーマーケットとしては、東京都西南部と神奈川県を中心に店舗を構える「sanwa」が入居する。静岡県では初出店となる。特に鮮度・品揃えにこだわって、地域住民に喜ばれる店づくりを目指す。

沼津港で「港八十三番地」や「沼津港深海水族館」を運営する「佐政水産」が、ららぽーとに初出店する。海外のマルシェのようなお洒落で活気のある空間で、新鮮な地元食材を提供する。買物だけでなく食事も楽しむことができる。

全国に15館を運営している「シネマサンシャイン」がららぽーとに初出店する。世界で最も臨場感のある映画体験ができるIMAX®をはじめ、最新鋭の映像・音響システムを導入した10スクリーン、約1800席のシネマコンプレックスだ。

さらに、「コロナワールド」が静岡県に初出店する。ボウリングやアミューズメントなどをはじめとする、 新たな “遊び” の情報発信基地となるエンターテインメント空間を提供する。

■「(仮称)三井ショッピングパークららぽーと沼津」計画概要
所在地/静岡県沼津市東椎路字東荒301番地3 他
敷地面積/約11万9816㎡(約3万6244坪)
建物構造/店舗棟 鉄骨造地上4階建(1~3階:店舗、4階:屋上駐車場)
立体駐車場棟 鉄骨造地上5階建 3棟
延床面積約/16万5000㎡(約5万坪)*立体駐車場棟含む
店舗面積/約6万4000㎡(約1万9000坪)
店舗数/約220店舗
駐車台数/約3500台
交通/JR東海道線「沼津駅」約2.5km
JR東海道線「片浜駅」約2.0km
建築着工/2018年6月1日
竣工・開業:2019年 秋(予定)
設計会社/(株)大林組一級建築士事務所
施工会社/建物棟・外構工事:(株)大林組名古屋支店
開発設計・建物基本設計/(株)東急設計コンサルタント

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