ローソンnews|中国市場2000店舗突破、2年で倍増

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、1月18日に中華人民共和国上海市に1店舗、武漢市に2店舗、重慶市に1店舗をオープンさせた。これにより、中国における店舗数が2000店を突破した。2017年2月に1000店舗を突破した中国の店舗数は2年ほどで2倍となった。

中国市場ではセブン-イレブンが2816店(18年12月)、ファミリーマートが2532店(18年11月)を展開している。やっとローソンも2000店台に乗せた。さらに2020年までに3000店のネットワークを視野に入れる。

ローソンは上海市政府から招聘を受け、1996年に現地子会社(上海ローソン)を設立して、中国初の日系コンビニとして上海市に進出した。おでんやおにぎりを中国のコンビニ業界に初めて持ち込み、現地に定着させた。

2010年以降は、重慶市(2010年)、大連市(2011年)、北京市(2013年)に出店した。これらの地域でも現地子会社を設立し、資本投下や人材派遣を通して経営を主導してきた。

一方で、2014年からは、上海市周辺の江蘇省、浙江省で現地子会社と地場小売り企業とのメガフランチャイズ契約を推進することで、上海ローソンの出店エリアと店舗数拡大を加速させた。

また、パートナー企業とのエリアライセンス契約によって、湖北省武漢市(2016年)、安徽省合肥市(2018年)に出店している。

出店開始 出店方式 店舗数
上海市およびその周辺地域
(上海市、浙江省、江蘇省)
1996年7月
子会社による直営
およびフランチャイズ
1220
重慶市 2010年7月 同上 207
遼寧省(大連市) 2011年11月 同上 145
北京市 2013年8月 同上 108
湖北省(武漢市) 2016年5月 エリアライセンス 303
安徽省(合肥市) 2018年7月 同上 20
中国合計(5省3直轄市) 2003

 

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