イオンリテールnews｜｢イオン浪江店｣(266坪)福島震災復興地区に7/14出店

イオンリテール(株)（千葉市美浜区、井出武美社長）は、7月14日(日)、福島県浪江町に「イオン浪江店」をオープンする。福島県内への出店は2018年6月の「イオンスタイルいわき小名浜店」に続いて8店舗目となる。

建物は平屋建て。売場面積266坪の小型で、駐車場50台分を用意する。

■イオン浪江店 完成イメージ

「イオン浪江店」が出店する浪江町は福島県浜通り地方の中部にある双葉郡の最北に位置し、東に太平洋、西に阿武隈山脈を臨む。町内にある請戸漁港は、福島県の最東端に当たる。請戸川と高瀬川の堤防に沿って海から山へ進む「請戸川リバーライン」では、春は桜、夏はアユ釣り、秋はコスモス畑とサケの遡上など、四季折々の風情が楽しめる自然に恵まれた町だ。2011年3月に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受け、現在も復興に取り組んでいる。

同店は、町に戻って新生活を再開した人々や、帰還を願いながらも町を離れて暮らす人々が、ふるさと浪江町で震災前の生活を取り戻せるよう、「地域の皆さまが集い、新たな活力と笑顔があふれるお店」を目指す。

請戸港をはじめ、相馬港、小名浜港などで水揚げされた鮮魚、旬の野菜や果物などの食料品のほか、日用消耗品や医薬品を取り揃え、「お値打ち価格」で提供する。

店内で調理した「刺身」「握り寿司」「総菜」などで食卓を彩る一品を提供するとともに、イートインスペース「ここdeデリ」で “食べて帰る” スタイルも提案する。

「小さな店舗でも、多くの品揃え」を実現するため、「お取り寄せ」機能を充実させる。店頭のタブレット端末を利用することで、店舗に在庫していない寝具や収納用品、ベビー用品などを取り寄せ、顧客が希望する場所で受け取れるようにする。

■イオン浪江店 周辺図

■イオン浪江店 概要
所在地／福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字大添60番地1（浪江町役場前）
店長／二本木 俊介(にほんぎ しゅんすけ)
開店日／2019年7月14日（日）
建物構造／地上１階建て
売場面積／約881㎡(266坪）*イートインコーナーは含まない。
営業時間／平日・土曜日　6：00～20：00
日曜日・祝日　9：00～20：00
休業日／年中無休
駐車台数／50台