ヨークベニマルnews|748坪・年商18億円目指す取手戸頭店7/12出店
(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)は、7月12日(金)、茨城県取手市に「ヨークベニマル取手戸頭店」を出店する。
同店はショッピングセンター「ヨークタウン取手」の核店舗としての出店だ。テナントはサンドラッグ、ダイソー(100円ショップ)、エニタイムフィットネス、ほけんの110番、関鉄クリエイトのふわっとランドリー(コインランドリー)、美容室、歯科医院は今秋開設予定だ。
建物は平屋建てで、売場面積は748坪。年商は18億円を見込む。
取手市は、茨城県の最南部に位置する人口約10万7000人の都市。利根川を挟んで千葉県の柏市・我孫子市と隣接している首都圏からの玄関口だ。取手市と千葉県柏市を結ぶ大利根橋は2010年に通行料が無料化されて以来、利便性が増して茨城県と千葉県の往来が盛んになっている。
1Km圏内の世帯数は3350世帯で人口は8714人。世帯人数は約2.6人で、小中学生を中心としたファミリー層や60代のシニア層が多く住む。
生鮮食品は鮮度を重視し、味と品質のベターな商品を揃える。
青果売場では、全国各地から野菜や果物を仕入れるが、とくに地元農産物を強化して、近隣の契約農家から毎日直送される野菜を提供する。店内加工のカットフルーツ・サラダは多SKUの品揃えを目指す。
鮮魚売場では、マグロに力を入れる。また旬の産地から鮮度の良い魚を仕入れて刺身、切り身で提供し、要望に応じて調理や量目変更を行う。
精肉売場では、ごちそうメニューのステーキ、子ども向けのハンバーグ、おつまみのローストビーフ、世代別の需要に応える商品を展開する。また牛肉は地元茨城県産の「ひぬま黒牛」を品揃えする。
これら生鮮は、少人数世帯でも使い切れる少量サイズの商品を提案していく。
また、高齢者、単身者が多い地域のため惣菜・寿司、ベーカリーはでき立て・つくり立ての商品を強化する。調理時間を短縮し、ひと手間で完成する商品など、簡便・即食商品の提案に力を入れる。
店舗は、車椅子でも安心して利用できる駐車場や店内通路をはじめ、多目的トイレや点字ブロック、出入口へのスロープなど、「バリアフリー新法」に準じた設備を整える。またオール電化設備を導入して省エネや環境対策に配慮した店づくりとする。
同店の出店で、ヨークベニマルの店舗数は福島県77店舗、宮城県60店舗、山形県21店舗、栃木県30店舗、茨城県39店舗の合計227店舗(実質稼働は224店舗)となる。
■ヨークベニマル取手戸頭店 概要
所在地/茨城県取手市戸頭1118番1
店長/植田 清一(うえた せいいち)
敷地面積/2万4583㎡(7436坪)全体
延床面積/3461㎡(1047坪)
売場面積/2473㎡(748坪)
構造/鉄骨造・平屋建て
駐車台数/236台
駐輪台数/252台
営業時間/9:30~21:30 年中無休
年商見込/18億円
取扱品目/ヨークベニマル(食料品、酒、住居関連品)、テナント(惣菜、寿司、ベーカリー、クリーニング)、ATM1台(セブン銀行)
従業員数/110名(正社員20名、地元採用者90名)