サミットnews|557坪で29億円目指すサミットストア上星川店2/22開業

サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は2月22日(土)、横浜市保土ヶ谷区に同区内2店舗目となる「サミットストア上星川店」を開店する。1フロアで売場面積は557坪。年商29億円を目指す。

サミットの特徴の一つは、売場面積557坪に対して、バックヤード面積337坪を確保していることだ。これによって、ジャスト・イン・タイムの生鮮や惣菜の提供が可能となる。

’18年住民基本台帳によると、0.5km圏内の世帯数は4153世帯、人口は8501人と同社平均の6341世帯、1万2130人を下回っているものの、相鉄本線とJRの相互乗り入れもあり、新しい戸建てやマンション建設も増えているため、今後も世帯数増加が期待できる立地である。

最寄りの駅は、南側0.3kmに相鉄本線「上星川駅」があり、店舗北西から南東へ相鉄本線、八王子街道が通っており、相鉄線と帷子川の間への出店だ。

同社が近年取り組んでいる店舗レイアウトや内装デザイン、さらにライブ感のある作業場の配置、サミCafeなどを最大限導入する。また、専任の「案内係」を配置し、買い回りしやすく居心地の良い店づくりを目指す。

青果売場ではコーナーを設けて、店内で製造したフレッシュサラダやカットフルーツを販売する。また、若いファミリー層が多い地域から、施設内で栽培した洗わずに食べられる野菜を使ったサラダ商材を販売する。さらに、「農家さんから直送」のコーナーでは、地場野菜の比率を高めて、旬の時期には「浜梨」「浜ぶどう」「浜なす」などの地元商品を販売する。

鮮魚売場では、「おさかなキッチンコーナー」を作業場一体型の開口タイプで展開し、鮮度感やライブ感を演出する。また、生鮮魚売場では、地場の生鮮魚の品揃えを増やす。店内手づくりの「煮魚・焼魚」コーナーでは鮮魚売場で販売している原料を使用した商品や、夕方に焼魚の焼き立てバラ販売も実施する。平日は「でき立て」「焼き立て」販売をピーク時中心に実施するが、週末は家族連れが楽しめる「まぐろ解体販売」「じゃんけん大会」「重量当てクイズ」などイベント性を打ち出す。

精肉売場では、平日は冷蔵庫に常備できる大容量の商品とともに、シニア層に支持の高い少量商品を品揃えする。週末はファミリ―用に「盛り合わせ」商品や、「和牛ももづくしセット」を展開する。また、グリルキッチンコーナーでは作業場を売場先頭に設けて、全面ガラス張りにすることで、ライブ感・シズル感を演出する。

総菜売場では、温総菜だけでなく寿司も売場から商品化している手元が見えるようにする。これは初めての取り組みだ。また夕方以降の品揃えを充実させてでき立て販売を強化する。単身者や小家族が多い地域特性に合わせて、温総菜や冷総菜、米飯を中心に適量サイズの商品を充実させる。

ベーカリー売場は、惣菜売場の次の最終コーナーに配置し、窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実さる。イートインスペースのサミCafeも設ける。

上星川店の開店によってサミットの店舗数は、東京都83店舗、神奈川県15店舗、埼玉県14店舗、千葉県5店舗、合計117店舗となる。

■サミットストア上星川店
所在地/神奈川県横浜市保土ヶ谷区上星川3丁目22番17号
建物構造/地上1階建て、屋上駐車場
売場面積/1841㎡(557坪) バックヤード1116㎡(337坪)
営業時間/9:00~22:45
駐車台数/107台
駐輪台数/97台
休日/年2日
年商目標/29億円
店長/山澤健介(やまざわ けんすけ)
従業員数/104.3人 (正社員28.5、パートタイム・アルバイト社員75.8人) ※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算
圏内世帯数/1次商圏半径0.5km以内:4153世帯、8501人
2次商圏 半径 1.0km以内: 1万4805世帯、3万656人
3次商圏 半径 1.5km以内: 3万158世帯、6万1725人

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