ヨークベニマルnews|被災の原町店、スーパーマーケットとして2/28復活

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)が2月28日(金)、福島県南相馬市原町区に「ヨークベニマル原町店」を開店する。2011年3月の東日本大震災の被災によって休業していた同店を、同じ場所で再開店する。ベニマルが開発するネイバーフッドショッピングセンター「ヨークタウン原町」のキーテナントになる。

テナントはほかに100円ショップのセリア、コインランドリー、美容室、医療福祉健康施設「ファミリア」となる。ファミリアには、整骨院、フィットネスクラブ、介護サービス、認可保育所が入る。

ヨークタウンの敷地は3885坪。駐車台数151台、駐輪台数94台を整備する。

店舗は平屋でヨークベニマルの売場面積は593坪。旧店は衣料を扱っていたが、今回の店舗はスーパーマーケットになる。年商見込みは11億円。同店は「バリアフリー新法」の127番目の認定店舗だ。

南相馬市は福島県浜通りの北部で太平洋側に面し、いわき市と宮城県仙台市のほぼ中間に位置する。南相馬市の人口は約5万3000人で、そのうち原町区の人口は約4万1000人を占める。店舗がある原町区は、南相馬市の市役所の所在地で相双地域と呼ばれる地域の中心地として機能している。

ヨークベニマル原町店は、JR常磐線原ノ町駅から約400mに位置し、原町店から1km圏内の人口は約6600人、世帯数は約3100世帯。世帯人数は約2.1人で、1~2人世帯が7割を超え、シニア世代の構成比が高い地域となっている。

生鮮食品では「生鮮・デリカ」を2核に、即食、個食対応、使い切りパックの商品を提供する。地域の契約農家のとれたて野菜や、地元ヤマブン山形屋の相馬味噌を使用した豚肩ロース味噌漬けなど地産地消に力を入れる。小世帯が多いことから、刺身の一人前用や食べきりサイズのカット野菜、カットフルーツ、またライフフーズが店内加工するできたての弁当・寿司・惣菜、パンなど簡便・即食商品を強化し、お手軽・簡単・便利なメニューを店全体で提案していく。

■ヨークベニマル原町店
所在地/福島県南相馬市原町区旭町三丁目65ー1
ヨークタウン敷地面積/1万2845㎡(3885坪)
ヨークタウン駐車台数/151台
ヨークタウン駐輪台数/94台
延床面積/2896㎡(876坪)
売場面積/1962㎡(593坪)
構造/鉄骨造・平屋建て
営業時間/9:30~20:00(年中無休)
年商見込/11億円店長/佐久間正人(さくままさと)
従業員数/75名(正社員19名、地元採用者56名)

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