イオンリテールnews|都市型SC「イオンそよら新金岡」2021年夏開設

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は10月15日(木)、堺市北区の「イオン新金岡店」跡地に計画中の施設名称を「イオンそよら新金岡」として着工を開始する。地上2層で延べ床面積1855坪の店舗で、約2021年夏の開業を予定する。核店舗の(仮称)イオンスタイル新金岡と専門店数16店舗を揃える。

「イオンそよら」は、同社が小商圏の新フォーマットとして展開する都市型ショッピングセンター(SC)だ。2020年3月オープンの1号店「イオンスタイル海老江」に合わせ実施した、一般公募によって「そよら」の名称を決めた。「そら、寄って、楽しんでって!」という呼びかけを由来とし、そよ風が吹き込むように、都市に住む人々の生活をもっと楽しく、心地よく過ごすための施設にしたいという想いが込められている。

そのうえで、「イオンそよら新金岡」は出店コンセプトを“「通う・集う・つながる場」をキーワードに、都市生活に必要なモノが揃い、日々の暮らしをもっと楽しく便利にする毎日のように自然と通う生活拠点”と設定し、日常や利便性、地域とのつながりも大切にしたワンストップショッピング型の商業施設を目指す。

また施設の徒歩10分圏内には公園や教育機関、医療機関が多く、子育て世代やシニアに人気があるエリアである一方、交通量の多さから渋滞が発生しやすく、飲食店やコンビニが少ない。そこで、都会の利便性×良好な住環境の両方を求める地域住民たちが集う街のオープンテラスの機能をもたせるような店舗づくりをする。

具体的には、自然志向の食事やオーガニック、栄養バランス、地産地消など食や、隣接地には新築マンションが計画されていることから、子育てを支援する食育・託児サービスやカルチャー教室などを備えた施設となる。

イオンリテールでは新規出店だけでなく、経年化した駅前などの好立地にある多層階GMSの建替えや大規模リニューアルについても「イオンそよら」への転換を進め、「イオンモール」「イオンショッピングセンター」に並ぶ、新フォーマットとして確立していきたい考えだ。

■イオンそよら新金岡
所在地/大阪府堺市北区新金岡町4-1-11
敷地面積/約6120㎡(1855坪)
延床面積/約6120㎡(1855坪)
建物構造/鉄骨造、地上2階
駐車台数/97台(隔地駐車場67台含む)
核店舗/(仮称)イオンスタイル新金岡
専門店数/16店舗(予定)
開店予定/2021年夏

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