サミットnews|祖師谷店(東京都世田谷区・428坪)3/13大規模改装で刷新
サミット(株)(東京都杉並区、服部哲也社長)は3月13日(土)、東京都世田谷区の「サミットストア祖師谷店」を改装オープンする。2004年8月に開店して以来の大改装で、新規にインストアベーカリー「ダン・ブラウン」などサミットの最新のMDを導入する。
祖師谷店は地上1階、地下2階建てで、売場は地下1階にある。売場面積は428坪。
1階は店舗入口と駐車場、駐輪場。地下1階に青果・総菜・寿司・ベーカリー作業場、フレッシュサラダ&カットフルーツ作業場、「おさかなキッチンコーナー」、煮魚・焼魚作業場、グリルキッチン作業場を設け、地下2階に鮮魚・精肉作業場を配置している。
青果売場では、店内製造の「フレッシュサラダ&カットフルーツ」コーナーや「焼いも機」を新たに導入し、店内加工のメリットを活かした商品や夕方のでき立てを販売する。
鮮魚売場では、ファミリー層の多い地域特性に合わせ、調理時間を短縮できるように、主力鮮魚丸物の「頭・ワタ抜き」「開き」「三枚卸」「輪切り」などの商品化や、味付・ミールキットなどの半調理品の品揃えを強化する。また、他部門と連携した特徴ある商品や「干物」「塩さけ」「うなぎ」を冷凍販売する。「おさかなキッチンコーナー」は壁面に移設し、新規に専用のコンベクションオーブンを導入する。オーブン調理の「煮魚・焼魚」は、昼・夕方のピークに合わてでき立て商品を販売する。
精肉売場では、「グリルキッチン」コーナーを設置し、時間帯に合わせて品揃えを変えて販売する。また、ファミリー世帯向けに、生肉を使用した味付肉や生鮮素材を使用したレンジアップ商品などを売場中央付近にゾーン化して販売する。まとめ買いのニーズに応える大容量の商品は強化する。新設する「グリルキッチン」コーナーでは、時間帯によって品揃えや内容量を変化させ、生活のシーンに合わせた売場づくりを実施していく。
総菜売場は什器・照明を一新し、壁面中心の売場から平台中心の売場に変えるることで、買い回りしやすい売場とする。また、作業場を拡張し、売場との開口部分にグリドル、焼とり台を配置してライブ感や鮮度感を演出する。夕方以降のでき立て商品の訴求、平日と週末の品揃えの変化で、需要を喚起する。
新設するベーカリー売場は、総菜売場に隣接させて、即食系商品としてゾーンニングする。パンやピッツァの製造が売場から見えるように開口し、ライブ感を演出する。ファミリー層に人気のスイートドーナツをコーナー化する。
ファミリー層の多い地域であることから、「アレルゲンフリー」商品のコーナーを設置する。新規のサービスとして「案内係」の配置、「おためし下さい」の設置、マルチコピー機導入による収納代行や行政サービス代行などを導入する。
■サミットストア祖師谷店
所在地/東京都世田谷区千歳台2-15-8
建物/地上1階、地下2階建て
売場面積/1414㎡(428坪)
バックヤード面積/1093㎡(331坪)
駐車台数/30台(うち車イス使用者用1台)
駐輪台数/122台
営業時間/9:00~23:00
年間休日/年3日
年商/19億4000万円(’19年度売上実績)
店長/宇山新一(うやましんいち)
従業員数/69.1人(正社員15.0人、パートタイム・アルバイト社員54.1人)