ヤオコーnews|789坪で初年度35億円目指す「ヤオコー蕨錦町店」3/17出店

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は3月17日(水)、埼玉県蕨市に「ヤオコー蕨錦町店」を開店する。ビバモール蕨へのテナント出店だ。売場面積は789坪と、ヤオコーの中でも大型になる。バックヤードを含む延床面積は1167坪。初年度目標は35億円。

ビバモール蕨はイトーヨーカドー錦町店の跡にできた商業施設で、3月10日に開業したスーパービバホーム蕨錦町店を核店舗に、サブ核店舗のヤオコーのほか、ココカラファイン、ダイソーなど専門店・飲食店約40店舗が4月までに順次開業する。

店舗の西側約0.8kmにJR埼京線「戸田駅」、東側約1.2kmにJR京浜東北線「蕨駅」が位置し、2km圏内の人口密度は1万5000人以上と高く、人口・世帯数ともに増加傾向にあるエリアだ。年齢構成は30~59歳がボリュームゾーンで、とくに20歳代の人口の割合が県全体より高く、若い世代が多く居住する。また、1km圏内には2万1000世帯・4万2000人を抱え、そのうち単身と2人世帯が過半数を占めていて、埼玉県平均に比べて高い。

ストアコンセプトは「伝えよう私達の想い 届けよう感動を~『美味しさ』・『楽しさ』・『安さ』でお応えし、『想い』が伝わるお店づくりをしよう~」。

集客の柱になる生鮮部門は約1280アイテムを揃え、売上構成比38.6%を計画する。

若年層の需要が高い精肉は、牛ブロックとしゃぶしゃぶカテゴリーを強化する。とくに和牛モモ肉を部位別でアイテム数を増やして揃え、メニュー提案で差別化を図る。また、平台で大型パックコーナーを展開する。鮮魚は、近海魚を強化し、刺身だけではなく、しゃぶしゃぶやサラダ、カルパッチョなど、ヤオコーらしい食べ方を提案していく。また、週末を中心に単品盛りバイキングを実施する。野菜は、特設平台を中心に、鮮度と値頃を打ち出す。きのこは年間を通して売り込む。果実は、輸入果物を主力に、年間を通して旬のおいしさを提案する。花は、「発見と驚きのあるお花屋さん」を目指し、旬・季節が一目でわかる売場展開に注力する。また果実を合わせた花ギフトを揃える。

ヤオコーの強みであるデリカは、約370アイテムで売上構成比は15.2%を計画。

惣菜は、弁当の品揃えを強化する。店内でスライスしたローストビーフを使った丼ぶりや握り寿司を展開する。また、「鉄板焼SACHI」では、名物商品の鉄板巻上げ厚焼玉子、お好み焼き、焼きそばなどのでき立て商品を提供していく。寿司は、ヤオコーオリジナルの本格鯖棒寿司を中心に、アジやイワシといった青魚商品を名物商品化するために強化する。インストアベーカリーでは、食事パンの強化。また蕨錦町店限定商品として、生クリームを使用した「あん食パン」を商品化する。手づくりスイーツも差別化の一つとして展開する。

グロサリーは1万2800アイテムで売上構成比は46.3%。

日配食品では、ヤオコーオリジナルの「watashino sweets」を中心に生菓子とヨーグルトカテゴリーを強化し、デザート・おやつ需要を取り込んでいく。ドライ食品では、専用調味料を強化する。クッキングサポートと連動し、ベーシックからハイグレードまで、食材に合わせてさまざまなメニューを提案することで購買を促していく。酒は、ナチュラルチーズの提案と合わせて、小川貿易直輸入ワインを強化・展開する。

蕨錦町店の出店で、店舗数は埼玉県92店舗、千葉県30店舗、群馬県16店舗、東京都11店舗、神奈川県8店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計169店舗になる。

■ヤオコー蕨錦町(わらびにしきちょう)店
住所/埼玉県蕨市錦町1丁目12番1号
店長/藤村健二(副店長/坂田昌一)
売場面積/2607㎡(789坪)
延床面積/3856㎡(1167坪)
開店日/2021年3月17日(水)
営業時間/9:00~21:45
休業日/1月1日、1月2日、他1日
初年度売上高/35億円(予定)
駐車台数/1239台(施設共有)
駐輪場/615台(施設共有)
従業員/正社員28名、パートナー・ヘルパー・アルバイト165名(延べ人数)

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