東急百貨店news|7/10「渋谷東急フードショー」グランドオープン
(株)東急百貨店(東京都渋谷区、大石次則社長)は、「渋谷東急フードショー」の「スイーツゾーン」(渋谷マークシティ1階)を6月1日(火)に、「デリゾーン」(渋谷地下街エリア)を7月10日(土)にオープンする。
同社は食料品の基幹店舗として、「渋谷 東急フードショー」の全面改装を3段階で進めてきた。2020年9月の「生鮮・グロサリーゾーン」(渋谷マークシティ 地下1階)移設オープンに続き、6月「スイーツゾーン」、7月「デリゾーン」のオープンによって渋谷随一のエンターテイメントフードエリアが誕生する。
すでに一部開業済みの「生鮮・グロサリーゾーン」の13ショップに加え、「スイーツゾーン」で37ショップ、「デリゾーン」で54ショップ、合計104ショップが揃う。そのうち「渋谷 東急フードショー」だけで展開するONLYショップが15、商業施設初出店ショップが9となる。
「楽しいから、もっと美味しい」をコンセプトにライブ感、つくり立てにこだわり、デパ地下ブームの火付け役となってから20年、今回グランドオープンする「渋谷 東急フードショー」は開業時のコンセプトを受け継ぎながら、「SHIBUYA “ENTERTAINMENT” Foodshow」をコンセプトに、「新たな発見」と「街歩きの楽しさ」を味わえるサービスを提供する。
今回の改装では、品揃えのテーマとして「渋谷ローカライズ」を掲げ、渋谷駅乗降客をはじめ、渋谷近隣や渋谷駅に乗り入れる各路線沿線の住民、渋谷で働くオフィスワーカーなど、「渋谷に親和性が高い顧客のニーズに徹底的にフォーカス」した。各路線沿線で評価の高いショップや注目のショップを一堂に集結する。
スイーツゾーンでは話題のトレンドスイーツから、首都圏や各路線沿線の人気和洋菓子ブランドまで、普段使いからギフトとしても使えるショップを揃えた。
国内外のコンクールで数々の賞を受賞したシェフ 遠藤泰介氏が銀座に店舗を構えるパティスリー「パティスリーカメリア銀座」をはじめ、体に優しい素材と味わいにこだわったオリジナルの焼き菓子が人気の「TiMi」、「アトリエ アニバーサリー」が手掛ける焼きたてバウムを提供するバウムクーヘン専門店「AnniBAUM」などの話題のスイーツブランドが出店する。
また、京都の清水三年坂に本店を構える京だんごとわらび餅の「藤菜美」が関東に初出店する。
さらに、カフェ・レストラン「MERCER CAFE」が恵比寿で展開する、ふわ・もち食感の生キャラメルシフォンケーキ専門店「MERCER bis」、生産地にこだわり、オーガニックチョコレートをメインに使った、新たなショコラスイーツショップ「REICACAO」、兵庫の老舗和菓子店「大三萬年堂」から誕生した新感覚和スイーツショップ「大三萬年堂HANARE」など、ONLYショップを含む計9ショップが商業施設初出店となる。
デリゾーンは、渋谷駅直結のフードステーション。地下通路に面したショップを、通路側から利用できる「外向き区画」とし、ヘルシーで新しい地中海・アラビア料理に自社醸造のクラフトビールを飲めるタップスタンド&イートインを備えた「CARVAAN Delicatessen&Beer stop」、焼き立てフィナンシェなどを提供するピエール・エルメの初のスタンド式店舗「MADE in ピエール・エルメ」など、忙しい渋谷のオフィスワーカーが気軽に利用できる7ショップを集めた。
フカヒレ料理と鶏白湯を2本柱とする自由が丘の名店「蔭山樓」 のテイクアウト&イートイン店など中国・アジア料理の名店が連なるスペースでは、アジア屋台風のエキゾチックな雰囲気を演出した。
新進気鋭のオーナーが運営し、南青山の近隣住民からも愛されるビストロがミートパイ、シャルキュトリー(ソーセージ類)を中心に販売する新フォーマット「DELI by plein」などさまざまなショップがオープンする。
六本木の人気ブーランジェリー「bricolage bread&co」、御殿場の名店「名鉄菜館」が手掛け、新たに渋谷で台湾粥を提供する「日日包」、華やかな見た目と「日本の家庭料理」をコンセプトにしたやさしい味付けが魅力のケータリングブランド「YUKIYAMESHI」などONLYショップを含む14ショップが商業施設初出店。
生鮮・グロサリーゾーンは、渋谷エリア最大級の多彩な商品を揃える。専門性と種類の豊富さを追求した生鮮品(青果・精肉・鮮魚)を集め、単品食材特化型専門店も導入して、「SHIBUYA商店街」とした。
全国のこだわりアイテムを扱う「北野エース」、プライベートブランド商品やバイヤーセレクトの逸品を集めた「成城石井SELECT」、渋谷駅周辺初出店の「カルディコーヒーファーム」、幅広い品揃えの「TOMIZ(富澤商店)」の4ショップが出店する。
7月10日のグランドオープン時には、精肉と鮮魚の売場を拡大し、さらに品揃えを充実させる。「TOMIZ」は製菓・製パン用品を拡充させるとともに、顧客が菓子づくりなどを楽しめるレンタルキッチンスペース「TOMIZ COMMUNITY SPACE」を併設し、つくる楽しさを提案する。
和洋酒売場は「SAKE Terminal」をコンセプトに刷新した。フランス・ブルゴーニュを主軸にバイヤーが厳選した世界のワインを展開する。なた、東急百貨店のバイヤー、ソムリエ、きき酒師が半期に一度テイスティングを行って採点し、厳選したお手頃価格の酒をランキング形式で紹介する。
「NIPPON no SAKE」コーナーには、世界で認められている「日本の酒」(ワイン、クラフトビール、クラフトジン、日本酒など)150種以上を集めた。
自由にワインを試飲できる試飲機器を導入するほか、テイスティングや生産者セミナーなども実施し、酒を通したコミュニケーションを図る。
2019年11月、渋谷駅直結・直上に誕生した新ランドマーク「渋谷スクランブルスクエア」には “最旬” をテーマに日本と世界の最先端グルメを一堂に集める「東急フードショーエッジ」を、2020年5月には東急百貨店が運営する「渋谷ヒカリエShinQs」 内に “伝統と革新” をコンセプトに掲げ「東横のれん街」をリニューアルオープンした。そして今回、「渋谷 東急フードショー」がさらに進化してグランドオープンする。
これにより、3拠点合計約240ショップ(9710㎡:2937坪)の「食の一大マーケット」を完成させ、近隣住民をはじめ渋谷駅乗降客数約300万人の食の需要に応えるとともに、東急グループの渋谷駅周辺の再開発事業のテーマである「エンタテイメントシティ SHIBUYA」の一翼を担っていく。
■渋谷 東急フードショー
所在地/東京都渋谷区道玄坂1-12-1
営業時間/10:00~21:00
定休日/不定休
・スイーツ(渋谷マークシティ1階)
オープン日:6月1日
売場面積:1320㎡(399坪)
店舗数:37
・デリ(しぶちか)
オープン日:7月10日
売場面積:1830㎡(554坪)
店舗数:54
・生鮮・グローサリー(渋谷マークシティ地下1階)
オープン日:7月10日(2020年9月仮オープン)
売場面積:2920㎡(883坪)
店舗数:13