イトーヨーカ堂news|アリオ加古川10/28開業、東播磨地区最大級の食ゾーン

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は10月28日(木)、1885年に開業した「グリーンプラザべふ」を大規模改装して「アリオ加古川」としてオープンする。グリーンプラザべふは多木化学(株)の不動産事業としてが運営されてきた大型の商業施設。イトーヨーカドー加古川店は、1988 年に開業している。多木化学の協力を得て、アリオ加古川としてリニューアルすることで、地域のにぎわい拠点となる都市型のショッピングセンターに刷新する。

開業時コンセプトは「まちにまった、街になる。」。就労比率が高く、持ち家率の高い地域特性から、地域の暮らし・働くの中心、拠点となる施設づくりを志向した。

最大の特徴は1階のイトーヨーカドーの食品部門と27のテナントで構成される食ゾーンだ。東播磨エリア最大級の食空間になる。

約700席を備えるフードコートハリマには、新たに8店舗加え12店舗の飲食店が揃う。また通路を隔てて地域の食材専門店、惣菜やスイーツなどのテナントが集積する「GREEN MART」には、兵庫県漁業協同組合連合会が運営する漁連の魚屋をはじめ、8店舗が新たにオープンする。グリーンマートにも約50席のイートインスペースを新設する。

イトーヨーカドー食品売場は、地域一番の品揃えを目指し、従来の専門店をさらにブラッシュアップしている。精肉売場には焼肉専門店の「ダイリキ」を導入して、赤身だけでなく、ホルモンなどの焼肉商品を販売。直営売場ではパン粉付牛カツ用や、主婦のメニューをサポートするシェフズレシピなど、簡便調理商品の品揃えを拡げる。

鮮魚売場には、「大水直売」が8月5日に先行オープンしている。朝〆の真鯛、はまちをはじめとした白身魚の個食お造りの品揃えや、シェフズレシピなど、簡便調理商品の品揃えを展開する。

青果売場には地元のニシカワパンと大阪中央卸売市場の万果が、売場にある果物を使用したフルーツサンドを展開する。また、冷凍果物、果物加工品なども品揃えする。

惣菜売場には、魚惣菜の「しばたけ」が9月18日に先行オープンしている。旬の魚や地域で水揚げされる魚介類を、塩焼き、煮付け、弁当にして商品化して販売する。和惣菜の「咲菜」は10月22日にリニューアルオープンする。

メインエントランス前にある中央広場は人工芝を敷設し、大屋根を設置した「ROOF GARDEN(ルーフガーデン)」になる。キッチンカーが並ぶエリアも併設して、ファミリーで楽しめる空間に変える。

公益財団法人多木文化振興会が運営する「子ども図書館」もリニューアルする。約1万冊の書籍を有する図書館では、ボランティアスタッフによる絵本の読み聞かせや工作会等のイベントも随時実施していく。

2階のイベントスペースには、加古川の魅力を発信する「播の郷」を設ける。またレンタルスペースとしても活用していく。

なお、2022年春の大型テナント出店でグランドオープンとなる。

■アリオ加古川
所在地/兵庫県加古川市別府町緑町2番地
延床面積/約3万7000㎡
売場面積/約2万8000㎡
建物店舗:1階~3階
駐車台数/約1580台
駐輪台数/757台
専門店・ブランド数/合計74(うち新規導入20)
オープン/2021年10月28日(木)※グランドオープンは2022年春
営業時間/イトーヨーカドー9: 00~21:00、アリオモール10:00~20:00、フードコート10:00〰21:00

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