トライアルnews|スーパーセンタートライアル宮田店/AI冷蔵ケース初導入
(株)トライアルカンパニー(福岡県福岡市、石橋亮太社長)は10月28日(木)、福岡県宮若市に最先端のスマートストア「スーパーセンタートライアル宮田店」をオープンする。スマートストアは、IoT機器やAI技術を導することで、それらのデータをもとに新しい購買体験を顧客に提供し、効率的な運営を可能にする店舗。
同店では、2021年7月に発表した産官学協働で推進する「リテールDXの拠点づくり」を目指した街づくりを目指す「リモートワークタウン ムスブ宮若」プロジェクトの実証実験を行う。
同店にはトライアル開発の「スマートショッピングカート」約200台、「リテールAIカメラ」約200台、「デジタルサイネージ」約120台を導入する。
「スマートショッピングカート」は、カートに付属するスキャナーで商品をスキャンしながら買物ができるカート。専用のプリペイドカードをカートに登録し、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計ができる。現在、トライアル47店舗で約5000台のスマートショッピングカートが稼働している。
「リテールAIカメラ」たAIエンジン搭載カメラで、商品棚の監視や顧客の店内での動線分析を行うことで、発注や補充オペレーションの最適化を図る。現在64店舗で約3800台が稼働中。また、デジタルサイネージは、37店舗で約1200台が稼働している。
さらに店舗には初実装となる、AIカメラとセンサーを備えた最先端の冷蔵ケース「AI冷蔵ショーケース」を18台設置する。AIカメラやセンサーによって商品の欠品を監視するというケースで、「どの商品がいつ欠品したか」を店舗のスタッフに情報連携し、商品の発注や補充業務に活用する。ケースにはLEDが設置され、外国人スタッフでも、色によっていつ欠品が発生したかがわかるようになっている。
■スーパーセンタートライアル宮田店
所在地/福岡県宮若市宮田109番地1
オープン/10月28日(木)
店舗面積/約1100坪
駐車場/188台
営業時間/24時間(年中無休)
取扱商品/生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品、他