イオンモールnews|インドネシア5店目「イオンモール デルタマス」24年春開業
イオンモール(株)(千葉県千葉市、岩村康次社長)は、インドネシア共和国5店舗目となる商業施設「イオンモール デルタマス」を、2024年上期にオープンする。計画では6万500坪の敷地に、延床面積4万6283坪、総賃貸面積2万5713坪の施設を建設する。
計画地は、ジャカルタ特別州を中心とした首都圏(ジャボデタベックエリア)の東部ブカシ県デルタマスシティに位置する。デルタマスシティは、インドネシア不動産最大手のシナルマスランド社と双日(株)による世界最大規模の都市開発事業(約3200ha)であり、県庁、病院、住宅や日本人学校を含めた教育施設が開発され、都市インフラの整備が進んでいる。また、日系企業を含め工場、物流施設、データセンターなども誘致するなど職住近接の都市開発が進められている。人口増加がさらに期待できるエリアになる。
計画地はチカンペック高速道路KM37IC出口から数分で、2023年頃に開業予定のジャカルタとバンドン市を結ぶ高速鉄道の新駅からも車で5分と、広域からのアクセスも見込める。
また、デルタマスシティは、双日が主導となり、経済産業省によるスマートシティ調査事業に採択され官民合同で調査を行うなど、アジアを代表するスマートシティを目指している。商業施設はその地域のインフラ拠点としての機能を担っていく。
イオンモールはインドネシア共和国に、2015年5月に「イオンモール BSD City」を初出店し、2017年9月に「イオンモール Jakarta Garden City」、2020年10月に「イオンモール Sentul City」、2021年11月に「イオンモール Tanjung Barat」を開設している。
■イオンモール デルタマス計画概要
所在地/インドネシア共和国ブカシ県デルタマスエリア
総敷地面積/約20万㎡(6万500坪)
延床面積/約15万3000㎡(4万6283坪)
総賃貸面積/約8万5000㎡(2万5713坪)
駐車台数/約4000台
開店予定日/2024年上期(春)