フジnews|天満屋広島緑井店跡に「ラクア緑井」開設、8/10第1期オープン
(株)フジ・リテイリング(愛媛県松山市、山口普社長)は7月1日(金)、商業施設「ラクア緑井」を2022年夏から2023年春にかけて段階的にオープンすると発表した。天満屋広島緑井店を譲り受けて再開発するもの。店舗面積4671坪で改装投資額は約10億9000万円。年商は約60億円を予定する。
ラクア緑井は「ラクアでみつける、新しい時間」をコンセプトテーマに、「お客をワクワクさせる“コト”“モノ”の提供や、いつも笑顔で温かみのある接客・サービスを提供する」。商業施設は3層で、各フロアにイートインや休憩できるスペースを設置し、くつろぎの空間を整備する。同施設の至近距離にあるフジの大型モール「フジグラン緑井」との違いを出し、相乗効果を狙う。
その第1期として8月10日(水)に、1階フロアを中心に39店舗がオープンする。1階はフードゾーンとして、飲食店と食物販店で構成する。
青果の「九州屋」、鮮魚の「魚喜」、精肉の「ニュー・クイック」の生鮮専門店を核に、できたて惣菜を提供する「花瀬」「たごさく」「瀬戸内魚惣菜じんぼ」「嘉美」や、横浜発祥の老舗ベーカリー「ポンパドウル」、さらに漬物の「山豊」、塩干の「海満味屋」が揃う。
また日本全国に100店舗以上を展開する食のセレクトショップ「北野エース」は面積最大級の出店になる。ほかに広島県備北三次の和洋菓子店「風季舎」、本格抹茶スイーツの「茶の環」、そして10月の第2期のオープンにはキッチン雑貨やキッチン用品を取り扱う「SAN-B」が出店する。
今後、10月にセカンド、12月にサード、23年春にグランドと、段階的に施設をオープンさせる計画だ。2階は、アパレルや服飾雑貨など、趣味やくらしの品を揃え、ライフスタイル提案を行っていく。
3階はBook&カフェや、教室やサービスなどのショップ揃えで、子どもから大人まで楽しめる施設づくりを目指す。
■ラクア緑井
所在地/広島県広島市緑井5丁目22番1号
営業時間/10:00~21:00
駐車台数/612台
駐輪台数/470台
敷地面積/1万1194㎡(3386坪)
延床面積/3万6359㎡(1万0999坪)
店舗面積/1万5440㎡(4671坪)
総投資額/約10億9000億円
年商予定/約60億円
責任者/森 伸也