イズミnews|熊本県荒尾市の「ゆめタウンシティモール」9/15改装オープン
(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)は9月15日(木)、熊本県荒尾市の「あらおシティモール」をリニューアルし、「ゆめタウンシティモール」としてグランドオープンする。
同店は、1997年にニコニコ堂・ホームセンターサンコー(現在はホームセンターダイキ)・鶴屋百貨店を核店舗としたショッピングセンター「あらおシティモール」としてオープンした後、2002年8月にイズミがニコニコ堂から大型4店舗の営業を継承し、核店舗「ゆめタウンあらお」をオープンした。2016年の熊本地震の際には、地元の従業員や地域の人々とともに復興支援に努め、地震から2日後には営業を再開することができた。
今回の大規模リニューアルでは、ライフスタイルの多様化や変化するお客ニーズに応えるため「もっと新しく、もっと楽しく、もっと快適に」をキーワードにした。
「もっと新しく」では、熊本県初の冷凍食品を揃えた「無印良品」、熊本県初出店となる大創産業が運営する「Standard Products」をはじめ26の新規専門店を導入し、25の既存専門店については売場拡大や場所の移動を実施する。
「もっと楽しく!」では、食品売場の隣に「シティモール市場」を設け、福岡県みやま市の「ふじ家うどん」など地元で人気の食の専門店を揃えた。フードコートは、席数を140席から310席に拡大し、ゆったりと快適に過ごすことができる空間を提供する。
1階では薬品とコスメを一箇所に集約したヘルス&ビューティコーナーを展開する。コロナ禍で需要が高まっている健康食品やオーラル関連商材を拡大し、若い女性に人気のコスメも揃えた。
「もっと快適に!」では、荒尾市と連携し 4月に同店にオープンした荒尾市立図書館が、読む・学ぶだけでなくいろんな世代の人が交流できる憩い・集いの場となっている。10万5000冊の蔵書に加え、電子書籍7000点を備えた最先端の施設だ。指定管理者の(株)紀伊国屋書店は、図書館の隣に書店も開業し、本の魅力を幅広く発信している。今回のリニューアルでは図書館の外側にテラス席を設け、店内と屋外を繋ぐ開放感のある空間を作った。また、荒尾市市民サービスセンターを活用した地域イベントの開催や、バスターミナルの利便性を活かした取り組みなど、今後も行政や地元企業との連携を深め、地域に貢献していく。
ほかに情報発信の取り組みとして、店内にデジタルサイネージを導入し、荒尾市の情報や地域の暮らしに役立つ情報を毎日届ける。買物環境面では、車いす使用者のための思いやり駐車場を6台から11台に拡大した。また同店は、4月から消費電力を削減する「ライトオフプロジェクト」、8月から「フードドライブ」を実施し、SDGsに取組んでいる。
■ゆめタウンシティモール
所在地/熊本県荒尾市緑ヶ丘一丁目1番1号
開店予定/2022年秋
敷地面積/約8万4715㎡(2万5626坪)
店舗面積/約2万7810㎡(8412坪)
駐車台数/約1628台
建物構造/鉄骨鉄筋コンクリート造
営業時間/食品売場・ドラッグ売場 9:00~21:00、シティモール市場 9:00~20:00、直営売場(食品売場除く) 9:00~20:00、フードコート・専門店(一部専門店除く) 10:00~20:00
専門店数/70店舗
従業員数/約700人