いなげやnews|埼玉県志木市・朝霞市・富士見市で「とくし丸18号車」運行開始
(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)は、埼玉県志木市・朝霞市・富士見市で、9月28日(水)から移動スーパーとくし丸「いなげや18号車」を運行する。埼玉県内での移動スーパーは3台目となる。
いなげやは、移動スーパー事業を展開する(株)とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)とフランチャイズ契約を締結し、2017年10月に東京都小平市内店舗を拠点に直営で1号車をスタートさせた。その後、小平市、東大和市で実績を重ね、ノウハウを蓄積しながら、新たな拠点の模索や販売を委託する販売パートナー(個人事業主)の選考を進めてきた。
移動スーパーは、いなげやの店頭の商品約300品目1200点を冷蔵機能付きの軽車両「とくし丸」に積みこみ、指定エリアを巡回してを販売する。高齢者をはじめとした買物弱者にとって、直接商品を見て、触って、選ぶことができる移動スーパーは、買物の楽しさが味わえると好評だ。移動スーパーは高齢者や子どもの見守り活動も兼ねている。いなげやが目指す「地域のお役立ち業」として貢献する。
18号車の主な営業エリアは下記の通り。
志木市:柏町、上宗岡、中宗岡、本町
朝霞市:北原、宮戸
富士見市:榎、水谷、水谷東
いなげやは、1900年(明治33年)、創業者である猿渡浪蔵氏が、大八車に野菜や干物、卵や農具などを乗せ、東京・多摩地区を売り歩いたのが始まり。117年を経た2017年に再び、大八車から、軽トラックに乗り換えて、商売の原点となる行商(移動スーパー)を始めたことになる。