マックスバリュ西日本news｜3/1兵庫プロセスセンター稼働開始

マックスバリュ西日本(株)(広島県広島市、平尾健一社長)は、3月1日(水)から「兵庫プロセスセンター」の稼働を開始した。

兵庫プロセスセンターは、坂出畜産プロセスセンター(香川県坂出市)、高松デリカプロセスセンター(香川県高松市)、岡山総合プロセスセンター(岡山県岡山市)に続く4店舗目のプロセスセンター。農産センターと水産プロセスセンターを併設させたセンターとして、“旬・鮮度・おいしさ”にこだわる「生鮮強化」、産地や漁港からの直送配送など、自らが原料を調達、製造、販売を行う「サプライチェーン改革」に取り組んでいる。

これまでの店舗製造を中心とした運営から、プロセスセンターにヒト、モノなどの運営資源を集約し、センターで一括製造をすることで、おもに兵庫エリアの「マックスバリュ」「マルナカ」86店舗へ安定した供給を行い、これまで以上の顧客へのサービス向上を目指す。

兵庫水産センター独自の取り組みは4つある。

1つ目は「活魚室」。

最大500尾の活魚を受け入れる生け簀(4t)を設置した。産地から仕入れた活魚を生け簀で管理し、活〆・神経締めで鮮度を保った加工を施す。

2つ目は「超低温庫(最大150t)」。
超低温庫を活用し、メーカーより一括納品することでコスト削減に努める。超低温保管で、鮮度を維持したまま加工を行い、兵庫・岡山・広島エリアの店舗へ供給を行う。

3つ目は「フライ加工室」。

四季に合わせた旬の魚にパン粉付けなどのフライ原料加工を行い、主に中国エリアの店舗へ供給する。

4つ目は「急速凍結機の導入」
水産センター内で加工したフライやフィーレ、切り身などを急速凍結させることで鮮度を維持し、店舗で調理して、鮮度の良い魚総菜を提供する。

■マックスバリュ西日本株式会社 兵庫プロセスセンター
住所／兵庫県姫路市白浜町甲841-44
敷地面積／7679㎡(2323坪)
建築面積／4556㎡(1378坪)
建物構造／鉄骨造3階建て(1F農産・水産、2F水産・事務所、3F駐車場)
着工開始／2022年1月
稼動開始／2023年3月1日
事業内容／水産加工、農産配送
供給商品／生鮮魚・水産加工品、野菜・果物・農産加工品 ほか
供給店舗／兵庫・中四国エリアの「マックスバリュ」「マルナカ」約300店舗
(中四国エリアには一部商品のみ提供)
従業員数／約160名(うち新規採用80名)