高島屋news|10/17「京都高島屋 S.C.」オープン/専門店ゾーンに51店舗
(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)と子会社の東神開発(東京都世田谷区、倉本真祐社長)(株)は4月14日(金)、高島屋京都店と隣接地に増床する専門店ゾーンからなる「京都高島屋 S.C.」を10月17日(火)に開業すると発表した。専門店ゾーンの名称を 「T8(ティーエイト」とし、出店する51店舗が決定した。
「京都高島屋 S.C.」は、百貨店「高島屋京都店」と、新設される専門店ゾーン「T8」が全フロアで接続する一つの建物となる。「T8」は、「玉川高島屋 S・C」や「日本橋高島屋 S.C.」などを手掛ける東神開発がテナントリーシングと管理・運営を担う。
「T8」の4~7Fには”アート&カルチャー”をテーマに、現代アートや日本が世界に誇るサブカルチャー、エンターテインメントのトップランナーが出店する。たとえば、7FにNintendo KYOTO、6・5Fに蔦屋書店、4Fにまんだらけが出店する。
地下1Fは食のフロア、1Fは雑貨やコスメ、2Fがアパレル・ジュエリー、3Fがアパレル・シューズなどを展開する。
「T8」のネーミングは、立案時、クリエイティブ集団PARTYに所属していた藤田卓也氏によるもの。B1~7Fまでの各フロアが、テナント・環境ともに特徴的な8つの異なる空間から成り立っていることを表す数字の「8」に、高島屋、東神開発の「T」が組み合わされている。
ロゴデザインは、クリエイティブアソシエーション・CEKAIの安田昂弘氏によるもの。家紋や瓢箪など、伝統的なシルエットを彷彿させるミニマルなデザインで、Tと8をアイコニックに抽象化。京都という都市が持つ歴史的側面から現代、これから先の未来まで、地続きにつながり日々変化を続けるイメージと、多様性に対しての可能性をメッセージとした。
環境デザインのアドバイザーとして(株)DAISHIZEN 代表取締役の齊藤太一氏を迎え、さまざまな人々や文化、物ごとが混ざり合う、出会いと発見がある空間を構築した。また、フロアごとに個性的なデザイナーを起用。B1~4Fの5フロアは、3人の新進気鋭の建築家が、それぞれ異色のコンセプトで環境を設計した。
1Fには、齊藤太一氏監修のもと、新たな憩いの場となる「余白(YOHAKU)」を設置した。フラワー&グリーンショップとカフェの新業態「(THISIS)NATURE」とシーティングスペースで構成される。「余白(YOHAKU)」内では、現代アートの展示やイベント開催も予定する。
■京都高島屋 S.C.(キョウトタカシマヤショッピングセンター)
所在地/京都市下京区四条通河原町西入真町 52
フロア構成・面積/
百貨店 地下1階~地上7階 約5万2000㎡(1万5730坪)
専門店 約1万3000㎡(3933坪)